特別賞を受賞した作品の前で喜ぶ佐賀商3年の空閑絢香さん=唐津市文化体育館

 書道部門は、唐津市文化体育館で閉会式と表彰式があり、佐賀県勢では佐賀商3年の空閑絢香さんが特別賞を受賞した。空閑さんは「(受賞者の名前が呼ばれた時)自分の名前かどうか分からなかった。とてもうれしい」と笑顔を見せた。

 全国から300点の作品が展示され、上位の奨励賞(15人)とそれに続く特別賞(43人)が選ばれた。

 空閑さんは、中国近代に活躍した呉昌碩(ごしょうせき)の書を臨書した。行書体をはじめとした丸い文字が苦手で、顧問の先生から、強い右上がりの横の線や引き締まった縦の線など力強い字体が特徴の呉昌碩を勧められ、約1カ月で制作した。「自信はあったけど、全国のレベルの高さを痛感していた。まさか自分が賞を取れるとは」と驚いた。

 部門の生徒実行委員として大会運営にも関わった空閑さん。「大変だったけど、全国の高校生の書と向き合う時間が増えて、自分自身の制作にも力が入った」と充実した表情を浮かべた。今回でいったん筆はおくが、「これからは趣味として書き続けたい」と話す。

 全国展や企画展は31日まで同体育館で開かれる。

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