虹の松原の松ぼっくりなどを使った商品開発について発表する唐津南の生徒たち=有田町の焱の博記念堂

「明治期有田焼の復刻」について発表した有田工の生徒たち。(左から)井手彩華さん、森内あゆみさん、木須愛佳さん

郷土研究部門で優良賞に輝いた唐津南高の生徒たち。(左から)大河内美月さん、青木大和さん、吉村隆平さん、藤原志歩さん=有田町の焱の博記念堂

 郷土研究部門は有田町の焱(ほのお)の博記念堂で開幕し、全国21校が研究成果を発表した。佐賀県勢は「白砂青松」を守る活動に取り組んでいる唐津南の虹の松原プロジェクトチームが3位に相当する優良賞を獲得。3年の吉村隆平さんは「緊張したけど、頑張りが結果に結びついてうれしい」と笑顔を見せた。

 同チームは松葉を使ったかりんとう、松葉をすき込んだ和紙など7種類の商品化に取り組んでいる。このうち、落ちた松ぼっくりや白砂を使ったポプリの商品開発などを発表した。

 吉村さんらは、売り上げを虹の松原の清掃活動に充てる循環型の計画を示し、「宝である虹の松原を後世につないでいきたい」と強調。発表した3年の藤原志歩さんは「松原にはいろんな可能性がある。商品化で松原に少しでも関心を持ってもらえれば」と話した。

 同部門は、2013年の長崎のしおかぜ総文以来、6年ぶりに開催。沖縄・八重山が地元に伝わる民謡「ユンタ」を調査し、北海道・旭川龍谷がアイヌ文化の研究成果を披露するなど、地域色豊かなテーマが並んだ。佐賀県勢では、有田工が明治期の陶石や唐呉須を使い、当時の有田焼を復刻する研究を紹介。「限られた材料の中で作る、当時の技術力の高さを感じた」と感想を語った。

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