古新聞整理箱などの作品と江島明義さん

 佐賀市兵庫町の江島明義さん(72)は自宅で使う古新聞整理箱や折り畳み椅子、柱掛けといった生活雑貨を木工で手作りしています。「趣味の域を出た作品」を目標に友人や知人の注文に応えるほか、長年の国際協力事業で友好関係を築いてきたベトナムへの手土産にも、お手製の表札などを持っていくそうです。

 暮らしの中の不便さを解消する“ものづくり”がモットー。「こういう物があれば便利だな」から作品作りが始まります。仕事でお寺や神社の保存、修復に携わる江島さんは、伝統的な木造建築に用いられる「接手(つぎて)」や「仕口(しくち)」といった伝統技法を駆使し、仕上がりの美しさにもこだわっています。

 「思い通りに完成した時の喜びはもちろん、思うようにいかない時の面白みも手作りでは味わえる。ぜひ皆さんも挑戦して」と江島さんは話しています。問い合わせは電話090(3194)4507。(地域リポーター・式町郁子=佐賀市)

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