佐賀県観光連盟が6月末、佐賀の写真映えする場所を「カメラ女子」に撮影してもらう1泊2日のツアーを実施した。県内外から20~50代のカメラを趣味とする女性12人が参加。6人1組の2班に分かれて多久市や唐津、伊万里市を巡った。佐賀の自然や食べ物、伝統文化に触れたツアーの様子と、女子たちの作品を紹介する。

 1班は初日、多久聖廟や二千年ハスの見学、ウォールアート街歩き、トルコキキョウの収穫などを体験した。

 多久市のウォールアートは町中に明るさとにぎわいをつくろうと、2015年に始まった取り組みで、建物の壁やシャッターなどに描かれた作品が市街地31カ所に存在する。唐津市に住む外国人のマイケルさん(51)をガイド役に散策した。

 2日目は唐津と、秘窯の里として知られる伊万里市の大川内山を巡った。

 唐津では、サーフボードとパドルを組み合わせたマリンスポーツのSUP(サップ)を体験し、バーベキューを満喫。カメラ女子の1人、財部奈乃さんは「適度な全身運動になった。海風も気持ちよかった」と笑みを浮かべた。

 大川内山の伊万里・有田焼伝統産業会館では風鈴の絵付けを体験。小さい風鈴は直径5センチ、大きい風鈴は7・5センチ。見本を参考にしながら描く人や「#ひみつの佐賀ジェニック」などの文字を入れる人もいた。

 2班は唐津焼体験や農園散策、加部島でイカ料理に舌鼓を打った。写真は、パンフレットやSNSなどで活用する。

 

 

「曇り空と音色」

小野千春さんの作品「曇り空と音色」

 風で揺れる中、「伊万里」の文字が読める向きになるまで粘って撮った1枚。

 

「雨の日に映える街」

保坂美南さんの作品「雨の日に映える街」

 家と自然の森がまるで一体化しているように見えて、この道を進むと何が見えるのだろう? という好奇心をかき立てるような1枚。

 

「見上げた先に」

嶋田雅美さんの作品「見上げた先に」

 唐津城の雄大さと撮影に夢中な女の子たちのギャップを表現した。

 

「時を駆ける花」

中西理恵さんの作品「時を駆ける花」

 ハスの花が咲くように背後の傘が開く姿に面白さを感じた。

 

「笑顔にしてくれるもの」

上田瑞穂さんの作品「笑顔にしてくれるもの」

 食べ物の写真は後ろをぼかして光を取り入れておいしそうにかわいく見えることを意識した。

 

「火入れを待つ」

財部奈乃さんの作品「火入れを待つ」

 階段のある登り窯は少ない気がしたからしっかり写したかった。

 

「道は続く」

井上真由美さんの作品「道は続く」

 田舎感が佐賀らしいと思い写真に残した。カメラで撮る際に、少し暗めに写る特徴がかえって相乗効果になった。

 

「加部島のイカ料理」

林田亜紀子さんの作品「加部嶌のイカ料理」

 ズームして撮ることで透明感がわかりやすくなるが、この写真は全体がわかりやすく写るように工夫した。

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