交流会で制作した作品を紹介する生徒=唐津市東唐津のホテル&リゾーツ佐賀唐津

参加者が書いた作品をバルーンの形のオブジェに貼り付ける生徒たち

交流会で生徒たちが書いた作品を貼り付けたバルーン

書と詩吟のコラボ「書吟」を披露する佐賀北高の生徒=唐津市の「ホテル&リゾーツ佐賀唐津」

 書道部門の開会式と交流会が、唐津市のホテル&リゾーツ佐賀唐津で開かれた。全国の生徒約300人が、小城市出身の書家で、「書聖」と称される中林梧竹の作品を鑑賞したり、梧竹作品を臨書したりして交流を楽しんだ。

 交流会では、羽の形をした名尾和紙に生徒一人一人が言葉を書き、バルーンの形のオブジェに貼り付ける「バルーン合作」で親睦を深めた。「夢」「初志貫徹」などそれぞれのメッセージを和紙にしたため、最後に班のメンバーにその言葉に込めた思いを発表した。

 このほか、明治の三筆と称される梧竹の作品を色紙に臨書する「なりきり梧竹さん」に挑戦し、唐津市近代図書館で開催している梧竹の特別展「受け継がれる書の心」も訪れた。

 初めて佐賀を訪れた岩手・花巻北3年の小田島芽衣子さんは「特別展を訪れ、書の形や配置などが岩手とは違い、いろんな種類の書に触れることができた。交流会も楽しめた」と笑顔を見せた。

 開会式前には、佐賀北・芸術科書道専攻の3年生が、詩吟に合わせて書く「書吟」を披露した。同高卒業生の水田杏佳(きょうか)さん(22)が伸びやかな声で漢詩「祝賀の詞」を詠じ、生徒8人が勢いある筆致で書き上げた。青栁七聖(ななせ)さんは「今までこの日のために頑張ってきた。大成功で安心した」とほっとした表情で話した。

 30日は唐津市文化体育館で閉会式や講評会、表彰式を行う。全国展や企画展は同体育館で31日まで。交流会で手掛けた「バルーン合作」も展示する。

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