日本磁器発祥の地の泉山磁石場を特別に入場して見学する生徒たち=有田町泉山

トンバイ塀のある通りを散策する生徒たち=有田町内山地区

蒲原コレクションに見入る生徒たち=有田町の県立九州陶磁文化館

 郷土研究部門は、有田町の焱(ほのお)の博記念堂などで始まった。約120人が日本磁器発祥の地で、国内有数の焼き物産地を巡回。泉山磁石場やトンバイ塀通り、柿右衛門窯などを訪れ、有田焼400年余の伝統を体感した。

 有田ポーセリンパークで、古伊万里を所蔵するドイツのツヴィンガー宮殿を模した建物を見学。続いて、約400年前に磁器原料の陶石が見つかった泉山磁石場へ特別入場した。県立九州陶磁文化館では、人間国宝らの作品などを見て回った。柿右衛門窯や源右衛門窯で職人技を目の前にし、焼き物の窯の廃材でできたトンバイ塀のある通りも散策した。

 有田工セラミック科3年の森内あゆみさんは、普段は入れない柿右衛門窯の工房の絵付け職人の技術に感嘆。「とても細い線が描け、だみのぼかし方にムラがない。授業で焼き物を作っているがレベルが違う」。鳥取城北2年の下根さくらさんも「職人の真剣な表情が一番印象に残った。歴史の深さを感じた」と話した。

 第2日は研究発表があり、最終日の第3日は3コースに分かれて県内各地を巡回する。

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