火に見立てた水の入ったペットボトルに向かって、水消化器を噴射する児童ら=佐賀市の県消防学校

暴風雨体験をする児童ら=佐賀市の県消防学校

強風体験を受ける児童=佐賀市の県消防学校

講師を務める訓練生の話を真剣に聞く少年消防クラブ員=佐賀市の県消防学校

 佐賀県消防学校で26日、少年消防クラブ員を対象にした防災研修が開かれた。県内10団体の小学5、6年生70人が参加し、災害体験などを通して防災への見識を深めた。

 避難訓練では、白煙が広がった暗い部屋からの脱出を体験し、苦戦しながらも低い姿勢で素早く動いていた。唐津市の鏡山小5年の米倉百花さんは「臭くて、苦しくて死ぬかと思った。同じような場面になったら、訓練したことを振り返ってちゃんとやりたい」と話した。

 このほか、装置を使った風速35メートルの強風や暴風雨の体験では、悲鳴を上げながら、風にあおられる体を必死に支えていた。消火器の使い方も学んだ。

 講師は、4月に県内の消防署に採用され、同校で研修中の訓練生が務めた。八谷伸治副校長は「消防署員が地域で活動する際、防災の啓発活動は必須。体験を通して子どもたちに教える難しさや、周知する大切さを学んでほしい」と期待を寄せた。

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