葉隠四誓願の教えを剣舞で表現する佐賀県合同チームの生徒たち=唐津市民会館

 吟詠剣詩舞部門は唐津市の市民会館で行われた。全国の22府県から集まった高校生たちが、着物やはかま姿で見事な詩吟や舞を披露した。佐賀県合同チームは大トリで登場。演技終了後、達成感と安心感で、生徒たちから涙があふれた。

 吟詠剣詩舞は、節を付けた漢詩や和歌を歌う「詩吟」、剣を使用した「剣舞」と扇を使った「詩舞」を総称した日本の伝統芸能の一つ。各県の代表は、それぞれの地にゆかりのある漢詩や和歌を取り入れた演目を披露した。

 佐賀県は致遠館、鹿島、鳥栖、龍谷の4校16人からなる合同チームで参加した。佐賀藩の武士の精神などを記した「葉隠」をテーマとした構成吟を披露。息の合った剣さばき、伸びやかな声で吟じた「葉隠四誓願」などで観客たちを魅了した。

 合同チームのため、全員そろっての練習がなかなかできずに不安が残る中での本番だったが、大きなミスもなく舞台を終えた。チームをまとめた致遠館3年の野中鈴さんは「今までで一番の出来だった。達成感でいっぱい」とうれし泣きした。

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