「知らない世界の探求を続けていく」と、力強く弁論をした宮原里於さん=多久市中央公民館

「みんなが希望を持てる世界をつくりたい」と訴えた佐伯知香さん=多久市中央公民館

 弁論部門が多久市で開幕し、佐賀県勢は佐賀清和3年の宮原里於(りお)さん、早稲田佐賀3年の佐伯知香(ちか)さんが出場した。初出場の2人は、それぞれ海外研修で得た経験と障害がある家族をテーマに、周囲に関心を持ち、偏見のない社会をつくる決意を訴えた。

 「日本人は悪く思われているのでは」。宮原さんは2年前、研修先の韓国で覚えた不安を率直に語った。「勝手なイメージだった」と当時を振り返り、広い視野を持つ大切さを訴えた。

 障害者や病気の家族がいる佐伯さんは、周囲の心ない言動に傷ついた経験を踏まえ、「家族のように思い合い、希望を持てる世界をつくりたい」と話した。

 2人は聴衆に語り掛けるように堂々と発表し、「練習を信じて力を出し切れた」と充実した表情を見せた。同部門は29日までの2日間で74人が出場。7分以内の発表で普遍性や具体性、表現力を競う。

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