干潟での巡検研修を楽しむ生徒たち=鹿島市の七浦海浜スポーツ公園

干潟で見付けたカニなどを見せ合う鹿沼東(栃木)科学部の生徒たち=鹿島市の七浦海浜スポーツ公園

手作りの雨量計に関する研究発表を行った佐賀北地学部の川崎綾香さん(右)と雪竹千里さん=佐賀市の佐賀大学

 自然科学部門第2日は、佐賀市の佐賀大学で研究発表とポスター発表の続きを実施。終了後は11コースに分かれ、県内各地で巡検研修が行われた。

 七浦海浜スポーツ公園(鹿島市)の「有明海で干潟体験」では、生徒や引率教師ら約140人が独特の感触を体験。研究発表やポスター発表の緊張感から解き放たれた生徒たちは、大歓声を上げながら寝そべったり泥を掛け合ったりした。

 埼玉・坂戸3年の渡邉亮太さんは、仲間2人から髪や顔に丁寧に“泥パック”を塗られた。「きめが細かく潮の香りがします。全身で干潟を満喫できた」と笑顔。栃木・鹿沼東はヤマトオサガニなど干潟に生息する生物を見付け、互いに手に乗せて見せ合った。2年の大垣拓馬さんは「こんなにごろごろいるとは」と、多様な生物が息づく有明海の生態系に関心を持った様子だった。

 研究発表の地学分野に登場した佐賀北3年の川崎綾香さんと雪竹千里さんは、ホームセンターなどで手に入る身近な材料を使った手作りの雨量計について発表。「自宅でも観測できる雨量計があったらいいと思い取り組んだ。緊張したけど達成感でいっぱい」と充実した表情を見せていた。

 最終日の29日は、新元素「ニホニウム」を発見した森田浩介九州大教授の記念講演と表彰式が行われる。

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