独自に考案したスクワットを披露する鎌田實さん=佐賀市の市医師会立看護専門学校

 健康長寿日本一の佐賀県を目指し、医師で作家の鎌田實さん(71)が監修するミズ・溝上薬局の「がんばらない健康長寿実践塾」が28日、佐賀市水ケ江の市医師会立看護専門学校で開かれた。健康に過ごすための筋力が維持できるよう、日常に取り入れられる運動や食事法について、鎌田さんが約560人に助言した。

 実践塾は昨年度から始まり、今回は本年度1回目の講演会。鎌田さんは慢性炎症が認知症や脂肪肝、がんなどの引き金になるとした上で、「慢性炎症を防ぐのは野菜を取ることと運動」と強調。スクワットと10分間のウオーキングの実践を推奨した。

 鎌田さんは独自に考案したスクワットを尿漏れ予防や筋力強化につながると紹介した。両手を体の前で組み、ゆっくりと腰を落とすこのスクワットを来場者と一緒に実践。「ほんの少しの時間でいい。テレビの合間や生活の中に上手に取り入れて」と語り掛けた。

 食事の回数を減らすと、高齢者は栄養不足による骨粗しょう症などのリスクがあることも指摘。男女共に不足しがちなタンパク質を意識的に摂取するよう呼び掛けた。

このエントリーをはてなブックマークに追加