全国から選抜された作品を熱心に見る来場者=唐津市文化体育館

 書道部門の作品の展示は、唐津市文化体育館で始まった。全国の高校生が精魂込めた漢字やかなの書、刻字などの300点が並ぶ。文字と余白のバランスを工夫した作品や歯切れのいい筆運びで創作した力作など、多様な表現力で競演しており、来場者を魅了している。

 県内からは五つの作品が展示されている。このうち致遠館3年の山本優美さんは、四季を彩る12首の歌を、かなののびやかな線で表現し、季節感を漂わせていた。

 家族と鑑賞に訪れた鹿島2年書道部の宮崎海空さんは「県内の枠にとらわれないダイナミックな作品や繊細な作品があり、心が動かされた。私も全国を目指し頑張りたい」と決意を新たにした。

 今年から書道を始めたという武雄青陵中1年書道部の田中心菜さんは「書道は紙に墨で書くものと思っていたが、彫ったり、貼ったりと新たな書道を知ることができた」と語った。

 展示は31日午前中まで。29日に審査があり、30日に入賞者の発表と表彰式が開かれる。

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