ビニールハウスを見学する高校生=みやき町のサガンベジ

 大阪府の近畿大付属高の1~3年生18人が25~27日の3日間、みやき町内で夏休みを利用した研修を行った。生徒たちは地域の商店や酒造会社、農業法人などを回り、地域の課題や経営者の理念などを学んだ。

 生徒たちは「近大リーダーズ」という人材育成プログラムの受講者。地域の課題などを探求し、自分なりの問題解決への道筋を考えることで、将来のリーダーを育成することを目的としている。今回の研修は地域や企業、人などの現状に触れてみようと開いた。

 研修では、ふるさと納税で人気だった商品を取り扱っている大塚米穀店や天吹酒造、農業生産法人サガンベジなどを訪問した。それぞれ事業内容を見学し、経営者から話を聞いた。

 このうちサガンベジでは、園田幸男社長がJAを通さずに小売店や消費者に直接納入していることや、直接販売のおかげで安定した価格が維持できることなどを説明した。生徒は「JAに入らないことで困ったことはあるか」「仕事をしていく上で大事にしていることや目標は」などと質問し、園田社長が丁寧に回答した。農場内のビニールハウスも見学した。

 サガンベジでの研修を終えた3年の田畑蓮さんは「農業ビジネスは普段の生活では触れる機会が少ないが、社長の熱い思いが伝わってきた」と感心した様子。鐘田真之介さんは「お金を稼ぐだけではない経営者の理念が感じられた。将来、人のために役立つことをしたいと思うようになった」と話した。

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