佐賀県は、2018年度の食品衛生監視指導の結果をまとめた。食品関係で農薬の基準値が超える違反が1件あり、事業者を指導した。アニサキスやカンピロバクターなどが原因の食中毒は14件発生した。

 県生活衛生課によると、県内に流通する食品などを対象に抜き取り調査をした1051検体のうち1件で、ホウレンソウに使用してはいけない除虫剤が基準値を超過していた。基準値で1キログラム当たり0・01ミリグラムとされている数値が3ミリグラムだった。健康被害などはなかったが、農作物の回収などの指導を実施した。

 表示検査では4万6713検体を調べ、食品表示法に基づく表示の漏れが一部あったものの、大きな違反はなかった。食中毒発生状況はアニサキスが8件、カンピロバクターが5件、キノコ毒が1件だった。

 立ち入り検査では3万1820施設のうち1万2284施設を調べ、不備や不適切な食品の取り扱いがないことを確認した。と畜・食鳥検査では牛や豚など計11万1988頭、食鳥2425万284羽を検査し、疾病などで食用に適さないものを除いた。牛海綿状脳症(BSE)検査の結果は59頭すべてで陰性だった。

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