地名の字が逆さまという縁で武雄市と交流している北海道の雄武(おうむ)町の小学生が、武雄市を訪れている。26日は西川登小の児童が歓迎集会を開き、武雄の方言や特産品、名所などを紹介し、プール遊びを楽しんだ。
訪問団は雄武町の3小学校の5、6年生12人。西川登小の全校児童88人が集まった歓迎会では、雄武小5年の高橋丹来(にこ)さんが「武雄の暑さにびっくり。この暑さに慣れている皆さんはすごい。武雄のいいところ、雄武と違うところを学びたい」とあいさつした。
西川登小の児童は「『がばいえすか』とはどんな意味」というクイズや、西川登町には竹細工や国重要無形文化財の「高瀬(こうぜ)の荒踊」があることなどを紹介した。風船バレーをするなどして仲良くなり、みんなで「ゴーゴーゴーたけおうむ」を歌った。1年生は手作りの写真立てをプレゼントした。
プール遊びやハト笛の色塗りも体験した雄武の小学生は、この日は昨冬に雄武町を訪ねた武雄の子どもたちの家にホームステイ。武雄の後は長崎を訪ねて29日に帰郷する。