「箸で食べられる洋食」愛され30年

三角屋根が目印のレストラン「やまさき」=杵島郡江北町

 杵島郡江北町の国道207号沿いにある洋食レストラン「やまさき」。1986年に創業してから約30年間、「気軽に箸で食べられるような洋食」を信条に料理を提供し、地域を越えて愛されてきました。
 店主の山﨑守さん(65)は元々、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で料理人として14年間勤めていました。出身地である江北町で店を構えた当時、周辺にスーパーやコンビニエンスストアなどはなく、田んぼに囲まれていたといいます。ただ「小さい店でもやっていけるという自信があった」と山﨑さん。

創業当時と変わらない内観を残す店内

 オープンしてからは、バブル期の好景気や、洋食文化になじみが薄かった当時の食文化も相まって「お皿を洗う暇がなかった」というほどの盛況ぶり。国道沿いという立地から、地元客のみならず県外の客も多く「(国道を通る)会社員のよりどころのようなレストランだった」と振り返ります。ピーク時は、月に2日ほどしか休んでいなかったそう。
 「洋食だからといって気取らないことも大切だったと思う。30年以上続けてこられたのは、健康と笑顔を心掛けてきたからこそ」。山﨑さんは長く愛される秘訣(ひけつ)をそう話します。
 看板や店構えは創業当時と変わらないまま。内観も椅子や机の配置が当時と同じ雰囲気を保っています。常連客の中には、かつて親と一緒に訪れていた子どもが、大人になって自身の子どもを連れてくる姿もあります。「変わったのは年を取ったことぐらい」。冗談交じりの語り口には、感慨と確かな自信がこもっています。

 

●MENU

ボリューム満点のミックスグリル
店主の山﨑守さん

 人気の一品「ミックスグリル」は税込みで1350円。1皿にポークステーキ、車エビ、ビーフステーキ、ベーコンと大盛りの野菜を添え、ジャポネソースをかけたボリューム満点の一品。「バランスも考えながら、おなかいっぱいになってほしい」と山﨑さんが考案しました。
 ポークソテーなどが味わえる「本日のランチ」(860円、コーヒー付き)もおすすめ。

 

DATA

 

[住]杵島郡江北町下小田389ー1
[電]0952(86)3717
[営]11:00 ー20:30
[休]不定
[P]10台


【写真説明】
創業当時と変わらない内観を残す店内
三角屋根が目印のレストラン「やまさき」=杵島郡江北町
ボリューム満点のミックスグリル

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