嘉瀬川ダムの貯水率が回復したことなどが報告された佐賀県渇水対策連絡会=県庁

 九州地方整備局や佐賀、福岡など4県で構成する筑後川水系渇水調整連絡会は25日、福岡県朝倉市の江川ダムと寺内ダムの貯水率が64・2%(24日午前0時時点)に回復したことなどを受け、筑後川水系の渇水調整を解除したと発表した。

 連絡会は12日、佐賀県の要望に応え、両ダムと、久留米市と三養基郡みやき町にまたがる筑後大堰(おおぜき)の水を一体的に使用し、佐賀東部水道企業団が取水することに合意していた。台風5号の大雨で渇水状態を脱したことなどから、25日正午にダムと大堰の貯留水を統合して運用する方針を解除した。

 佐賀県は同日、県庁で渇水対策連絡会を開き、20日以降の雨で嘉瀬川ダム(佐賀市富士町)の貯水率が47・0%(25日午前9時現在)に回復したことを報告した。枯渇は当面回避できる見通しになったものの、ダム供用開始以降で最低水準の貯水率で推移しているため注視する。

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