命の大切さや飲酒運転の根絶を語る大庭茂彌さん=佐賀市のグランデはがくれ

 市町職員が犯罪被害者の抱える問題を理解し、支援の円滑化やカウンセリング技術の向上を目指すための養成講座が23日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。犯罪被害者支援を担当する職員13人が参加し、支援のための知識を再確認した。

 飲酒運転の車に衝突され、娘を亡くした福岡県糸島市の大庭茂彌(しげみ)さん(72)が講演。「被害者と心から話すことは難しいことだが、まずは被害者の話を聴いて、心の負担を軽くしてあげてください」と訴え、支援の在り方を語った。

 講演のほか、犯罪被害者支援に関する県の条例や計画の説明もあった。同講座は年に3回開かれ、県くらしの安心安全課の田中拓郎課長は「各市町で適切に対応できるよう考え学んでもらえたら」と期待した。

このエントリーをはてなブックマークに追加