梅雨明けした県内。佐賀駅では浴衣姿で集まった人たちが打ち水を楽しんだ=佐賀市(撮影・鶴澤弘樹)

 福岡管区気象台は24日、佐賀県を含む九州北部、南部地方が梅雨明けしたとみられると発表した。九州北部の梅雨明けは平年より5日、前年より15日遅い。梅雨入りが遅れたため期間は28日と平年より2週間程度短かったが、集中的な大雨もあり、佐賀市や嬉野市など総雨量が平年の約1・3倍に上る地域もあった。

 佐賀地方気象台などによると、梅雨入りした6月26日から7月23日までの総雨量は、鳥栖市が736ミリで最も多かった。観測期間が10年未満のため平年比はない。嬉野市は平年比135%の590ミリ、佐賀市駅前中央は132%の502・5ミリ、杵島郡白石町は131%の483・5ミリ。

 梅雨明けした同日、佐賀市の最高気温は32・5度を観測。JR佐賀駅前では、浴衣姿で打ち水をするイベントが開かれた。自ら仕立てた緑色の浴衣を身にまとった佐賀女子高2年の荒木恵さん(17)は「初めての打ち水は楽しくて暑さを忘れた」と涼を感じた様子だった。気象台では、26日以降は最高気温が33~34度になると予想する。

 また気象庁は、四国、近畿、北陸も梅雨明けしたとみられると発表。いずれも昨年よりも15日遅く、期間中の総雨量は、四国、近畿で平年を上回った地点が多く、北陸はおおむね平年並みだった。

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