マニア垂ぜんの名車が出場する(過去の大会から)

マニア垂ぜんの名車が出場する(過去の大会から)

 往年の名車60台が国内外の文化遺産を巡る「ラリーニッポン」が10月、九州で開催される。クラシックカー・ラリーの中で唯一、観光庁の支援を受けるイベントで、九州7県約1千キロを走破する。佐賀県内は最終日4日目の26日、太良町から武雄市、唐津市を通ってゴールの福岡市に向かう。

 主催する一般財団法人「ラリーニッポン」(横浜市)の代表理事小林雄介さん(54)が9日、昼食地となる唐津市を訪れ、概要を発表した。同ラリーはクラシックカー愛好家として知られる雅楽師東儀秀樹さんも参画し、2009年から始まった。今回で11回目で、九州での開催は初めて。

 参加資格は1974年12月以前に製造された車で、ブガッティやベントレー、ロールスロイスなど欧米を中心に45年以上経た名車が出場。23日、鹿児島市の島津家別邸「仙巌園」近くからスタートし、宮﨑市、別府市、長崎市で宿泊。26日午前、佐賀県内に入り、同11時過ぎ、唐津市に到着。昼食後、福岡市に向けて出発する。

 海外からも10台前後参加する予定で、小林さんは「人間が生み出した文明の最高傑作で、芸術作品でもあるクラシックカーで文化遺産をたどりながら、日本の美しさを国内外に発信したい」と言い、修復中の熊本城にも立ち寄る。

 唐津市では中心商店街で昼食休憩の間、車を公開。順路も旧唐津銀行や唐津城など「絵になる」コースを検討する。呉服町商店街代表理事の坂本直樹さん(55)は「唐津の良さを感じ取ってゴールを目指してほしい」と話し、受け入れ準備を進めていく。

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