話しながら笑顔でカレーを食べる学生と利用者=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センターふれあい館

協力して作ったカレーを食べながら、話に花が咲く学生と利用者=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センターふれあい館

協力してナスを炒める学生と利用者ら=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センター「ふれあい館」

利用者が書いてきた日記を一緒に確認する学生=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センター「ふれあい館」

食事中に笑みがこぼれる学生と利用者ら=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センター「ふれあい館」

 吉野ヶ里町社会福祉協議会と西九州大学が連携する介護予防のモデル事業「すずめの学校」は23日、調理を通じた予防活動「100人カレー大作戦」を同町の三田川健康福祉センターふれあい館で行った。利用者23人と学生35人が協力してカレーを作り、食卓には笑顔があふれた。

 同事業は2015年度から始まり、町内の高齢者が学生考案のレクリエーションや運動に取り組む。カレー大作戦は、調理の過程で利用者同士が教え合い、作ったものを分かち合うことで、認知症予防につながるとして初年度から実施し、今回が5度目。カレーに加え、1カ月前に学生と一緒に植えたバジルを利用者が持ち寄り、マリネも作った。

 カレーを煮込んでいる間には、利用者が書いた日記を学生が確認。民生委員なども集まり、約100人で食事を楽しんだ。夫婦で通う同町の小池武宜さん(82)と晃代さん(78)は「学生たちは孫みたいな存在で元気をもらえる。回を重ねるうちに成長も見える」と目を細めた。

 同大学3年の永留宥佳さん(20)は「分かりやすいように回数や目盛りを示して教えた」、劉美紗綺さん(20)は「食事の手が止まらないような会話運びを意識した」と話し、横尾篤さん(21)は「(利用者は)政治や若者の話題など物知りで心も元気。今後も楽しんでもらえる活動を企画したい」と意気込んだ。

 同事業は週に1回。6月に開校し、11月まで20回ある。

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