缶サットやモデルロケット、さがんルビーについて研究発表する唐津東高科学部の部員たち=唐津市の同校

 自然科学部門に3チーム6人の3年生が出場する唐津東高科学部。模擬人工衛星「缶サット」やモデルロケット、県産グレープフルーツ「さがんルビー」について研究発表し、ポスター(パネル)発表する。

 過去に缶サットの性能を競う全国大会で3度頂点に立つなど、先輩たちが残してきた数々の実績も力に、地元の大舞台に立てる喜びをかみしめながら飛躍を期す。

 缶サットは空き缶サイズの模擬人工衛星。打ち上げ後、パラシュートで降下する際に気温や気圧、加速度などのデータを収集する。タイヤを付けた缶サットが着陸後にパラシュートを切り離し、自走して位置情報をパソコン画面に表示することもできる。

 「缶サットの安定した降下と走行を目指して」をテーマに発表するのは鶴田信太郎さんと中原祐貴さん。パラシュートを小型化し、走りだす缶サットに覆いかぶさらないように工夫、タイヤをオフロードタイプに改良し、走行性を高めた点などをアピールする。

 姉の友人が科学部で活躍する姿を見て缶サットに取り組んできた鶴田さんと、電子分野への興味を生かして地道な研究を続けてきた中原さんは「47年に1度しか巡ってこない地元開催の総文に出場できるのは本当に幸運なこと。伝統を築いてきた先輩方の思いも胸に悔いのないプレゼンを」と意気込む。

 このほか、浦川雅哉さんと伊東静也さんが「新ルールに適応したモデルロケットの改良」について研究発表。浜浦愛佳さんと吉松拓也さんが「さがんルビー果皮の精油成分の分析~外国産グレープフルーツとの比較」をテーマにポスター(パネル)発表する。

このエントリーをはてなブックマークに追加