九州電力の子会社「九電みらいエナジー」(本社・福岡市)が唐津市湊町から鎮西町の区域に風力発電8基を設置する計画を巡り、佐賀県は22日、同社が1月に提出した計画段階の環境影響評価準備書に対する知事意見を経済産業相宛てに提出した。知事意見では、基準を超える騒音防止などの環境保全措置を求めた。

 計画は「唐津・鎮西ウィンドファーム(仮称)事業」で、知事意見では全体項目で、保安林の伐採などを最小限に抑えることを求めた。また、事業区域の1地点で基準値を超える騒音が予測されるとして、防音材や振動防止材の取り付けなどの検討も要望した。

 さらに、事業実施区域やその周辺では希少種のサシバの営巣活動が行われる点に触れ、影響が確認された場合に追加的な措置を講じることを求めた。

 県は2月と7月に、学識者や自然保護団体関係者らでつくる県環境影響評価審査会を開き、準備書に対する知事意見を審議していた。

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