事故を受けて、県道にせり出すマツを伐採する作業員=唐津市東唐津鏡

 佐賀県唐津市浜玉町の虹の松原の県道で、折れたマツと軽乗用車が衝突し同町の小学5年の男児(11)が亡くなった事故を受け、佐賀県唐津土木事務所は21、22の両日、沿道の危険なマツを伐採した。安全確認のため県道は約5キロにわたり通行止めとなっており、解除の見通しはたっていない。

 事故は20日午後11時25分ごろ発生。通行中の軽乗用車が折れたマツと衝突、助手席の男児が胸を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。マツが折れた原因は分かっていない。

 唐津市や唐津署などは21日朝から、マツの緊急点検を実施。県唐津土木事務所が、道路にせり出している6本を伐採した。

 虹の松原は佐賀森林管理署が管理しているが、道路の安全管理は同事務所が担い、枯れた枝や交通を妨げる木がないか週3回チェックしている。事故前は18日に確認し、「変わった所はなかった」という。事務所によると、2002年に国道から県道になって以降、折れたマツや枝による死亡事故は起きていなかった。

 担当者は「事故をしっかりと受け止め、同じことが起きないよう対策を考えないといけない」と話した。

     

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