参院選から一夜明けた22日、再選を果たした自民党の山下雄平議員(39)には佐賀県内の各界から期待と注文が寄せられた。

 国政選挙で久しぶりに自民候補を推薦した県農政協議会の金原壽秀会長は「投票率が落ちた中、それなりの票が出た」と受け止めた。環太平洋連携協定(TPP)や日米通商交渉など農業にとって厳しい状況が続くため「議員に現場の農業者の声をしっかりと伝える。政策に反映させる努力をしてほしい」と注文する。

 県有明海漁協は佐賀空港へのオスプレイ配備計画に慎重な姿勢を取りつつ、配備を認める山下氏を推薦していた。徳永重昭組合長は「全体を考慮しての推薦で、今後も有明海再生などさまざまな事業で協力をお願いしたい」と述べた。

 自公で改選過半数を占めたことを井田出海県商工会議所連合会長は「政治の安定を選んだ結果」とみる。県内企業の人手不足が懸念材料で「いまひとつ元気がない。地方の景気対策に力を入れてほしい」と話した。

 山口祥義知事は県が国政課題を抱える点に触れ「佐賀の思いを国政に反映されるようお願いします」とコメントした。

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