自動車の運転を疑似体験する装置を使って、危険性の予測力を確かめる参加者=小城市牛津町の柿樋瀬公民館

 小城市牛津町柿樋瀬地区で21日、自動車の運転を疑似体験する装置を使った交通安全講習会が開かれ、住民約50人が参加した。運転席からの視界がスクリーンに投影される仕組みで、危険性を感じた場面を住民同士で振り返りながら、事故を防ぐ手だてを考えた。

 装置は佐賀県警が5月に導入したもので、スクリーンの映像を見て「危ない」と感じたときに手元のボタンを押し、危険性の予測力を確認する。見通しの悪いカーブの先でトラックが停止していたり、対向車で見えにくくなった脇道から車が出てきたりする場面では、気付くのが遅れた人もいた。

 参加者は、こうした危険性の高い場所で、どうすれば事故を防げるかを議論。「見通しが悪いときはブレーキをかけて減速する」「前方の車との車間距離を空ける」などと意見を出し合い、安全確認を徹底する大切さを再認識した。

 講習会は地区の会合に合わせて開かれ、講師を務めた県警交通企画課の阿部聖也さんは過信や慢心が事故につながる恐れを指摘し、「優先道路を走っている場合でも、脇道から出てくる車が必ず停止するとは限らない」と注意を促した。 

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