有田工高のセラミック科展でろくろ体験に挑戦する女の子=佐賀市のモラージュ佐賀

 焼き物作りの楽しさや魅力を伝えようと有田町の有田工高セラミック科の生徒が21日、佐賀市巨勢町のモラージュ佐賀で体験教室を開いた。多くの親子連れが絵付けやろくろ回しに挑戦。今年の佐賀美術協会展で県知事賞に輝いた生徒作品などを展示し、同科の魅力もアピールした。

 絵付けとろくろ回しの体験教室は、2、3年の計12人が先生役となった。イベント開始に合わせて親子連れの列ができた。1番にろくろ体験をした佐賀市の伊東幸華(ゆきか)ちゃん(3)は、ペダルを踏んでろくろを回し、小さな手で懸命に器を成形。「土が軟らかかった。難しいけど楽しかった」と話した。

 絵付け体験では、素焼きの湯飲みに6色の下絵の具を使って色を付けた。筆を握った貞包えれなさん(8)は「きれいな色がいっぱい。できたら、じいじとばあばにあげる」と内側まで鮮やかに描いていた。

 下絵付けの実演をした3年の久保田瑠菜さんは「絵を描いた後、器に転写する作業が難しい。焼き物の良さが伝わるといいな」と丁寧な作業を披露した。

 体験教室は毎年開かれており、28日に「ゆめタウン武雄」、8月17、18日に福岡市の「博多阪急」でも予定している。

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