新たな投票所への送迎バスを利用して投票に向かう女性(左)=武雄市の若木公民館

 今回の参院選から投票所を36カ所から21カ所に集約した武雄市は、投票所が変更になった地域で、移動を支援する無料送迎バスやタクシーを運行した。18便運行したが、利用ゼロが半数の9便に上り、全体の利用者は19人だった。

 投票所が遠くなることによる投票率低下を懸念した対策で、旧投票所に時間を指定して集まってもらい、市のマイクロバスや借り上げのタクシーで新しい投票所に送迎した。所要時間は片道10分程度。運行が午前9時から午後4時までの間に1回だけのため、事前には「助かるけど、せめて午前と午後の2回はないと不便」という声も出ていた。

 送迎バスを利用した若木町の女性(59)は「これまで歩いて5分だったのが20分ほどかかるようになった。運転免許がなく、雨だったので助かった」と話した。

 市選管は「市報や区長会を通じて知らせ、対象世帯には運行時間のチラシも配った。周知はできていたと思う。もう少し利用があると考えていたが、雨が影響したかもしれない。数字を委員会で協議し、今後の対応を考えることになる」としている。

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