大雨で広範囲に冠水した鳥栖市内=21日午後0時11分、鳥栖市真木町

 台風5号に南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で21日、九州北部を中心に大雨となった。佐賀県内は鳥栖市で早朝に1時間81・5ミリの猛烈な雨を観測。20市町のうち9市町で大雨・洪水警戒レベル(5段階)で4に当たる避難勧告が出され、各地で道路の冠水や道路の通行止めなどの影響が出た。

 九州や四国では台風が接近した17日以降、総雨量が400ミリを超えた地点もあり、雨が落ち着いた後も引き続き土砂災害への警戒が必要となっている。

 佐賀地方気象台によると、鳥栖市で観測された1時間雨量81・5ミリは、同地点で統計を始めた2010年以降で最高値を更新した。18日午前6時から21日午後4時までの総雨量は、鳥栖市で393ミリ、佐賀市北山276ミリ、嬉野市259・5ミリなど。22日午後6時までの24時間予想雨量は、多い地域で100ミリ。

 台風5号は21日午後9時、日本海西部で勢力が弱まり、温帯低気圧に変わった。

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