「障害突破」で1人が足場となり壁を上る隊員

「ロープブリッジ救出」で要救助者の元へ俊敏な動きでロープを伝う消防隊員=佐賀市の県消防学校

「障害突破」でゴールまで全力で走り抜ける消防隊員=佐賀市の県消防学校

「引揚救助」で要救助者を引き揚げた隊員=佐賀市の県消防学校

 人命救助の技術を競う第48回九州地区消防救助技術指導会が19日、佐賀市兵庫町の佐賀県消防学校で開かれた。九州各県から派遣された消防士290人が参加。日頃の訓練の成果を披露し、知識や救助技術の向上を図った。県内からは「障害突破」競技で鳥栖・三養基地区消防本部(樫迫チーム)と唐津市消防本部(前田チーム)の2チームが全国大会出場を決めた。

 九州各県の予選を勝ち抜いた消防隊員が、「障害突破」のほか「ロープブリッジ救出」「引揚救助」の3競技を行った。地下で酸素が薄い場面での救出を想定した「引揚救助」では、隊員4人が地上と地下2人ずつに分かれ、要救助者1人を地上へ引き揚げ、脱出するまでの安全性と所要時間を競った。隊員たちは声を掛け合いながら緊急時さながらの迅速で的確な動きを見せた。

 佐賀広域消防局の児玉知洋消防士長(30)は「やり直しができない中での難しさを感じた。訓練や現場で学んだことをこれからの救助活動で生かしたい」と決意を新たにした。 

 各種の上位入賞者が派遣される全国大会は、岡山県で8月に開催される。

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