金丸美智夫会長(右)から招待状を受け取った大倉樹乃さん(右から3人目)と原田彩心さん(同2人目)=多久市役所

 多久市に工場を置く食品加工会社オニザキコーポレーションの留学制度を活用し、市内の女子中学生2人が28日から約4週間、夏休みを利用して米国を訪れる。現地でホームステイしながら語学学校に通い、英語力を磨く。

 渡米するのは、小中一貫校の東原庠舎(とうげんしょうしゃ)東部校に通う中学3年の大倉樹乃(じゅの)さんと、同中央校中学2年の原田彩心(あや)さん。8月20日までワシントン州オークハーバー市に滞在し、ボランティア活動にも取り組むという。

 2人は「文化や食べ物、習慣の違いを学び、多くの出会いを通して友だちもつくりたい」と目標を話す。

 オニザキコーポレーションは1956年、ごまの加工会社として佐賀市で創業し、2009年に新工場を多久市に構えた。留学制度は人材育成事業として、多久市への進出を決めた07年に創設。留学費用の全額を負担し、市内の中学生2人を毎年派遣している。

 19日に市役所で招待状の贈呈式があり、同社の金丸美智夫会長は「学んだ経験が生きるのは10年後かもしれないが、必ず人生の役に立つ」と激励した。横尾俊彦市長は企業の支援に感謝し、「うまくいかずに苦労した経験こそが大切。好奇心を持ち、積極的に過ごしてほしい」と話した。

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