龍谷高生のサポートを受けながら、目標物にボールを投げる盲学校生=佐賀市の盲学校

障害物に当たらないようにボールを蹴る盲学校生=佐賀市の盲学校

 佐賀市の県立盲学校と龍谷高サッカー部が18日、視覚障害者のために考案された「ブラインドサッカー」で交流した。同市天佑の盲学校体育館で両校合わせて約70人が一緒にボールで遊んだ。

 龍谷高の太田恵介監督(40)が「障害の有無関係なく、サッカーを通してみんな笑顔で一つになろう」と盲学校との交流を持ち掛けた。盲学校は小学生から60代までの生徒が参加。ブラインドサッカーはパラリンピックの競技でもあり、日本代表女子チームコーチの藤井潤さん、選手の橋口史織さんを講師に迎えた。

 目隠しのアイマスクを着用するなどして、生徒たちは音が鳴る特殊なボールを投げたり、蹴ったりして目標物に当てるゲームに興じた。声を掛け合い、または手をたたいて目標物の位置を教え合った。盲学校生は大胆にボールを扱い、龍谷高生は慎重にプレーしていた。

 盲学校高等部の松本瑞喜さん(15)は「ボールの位置や距離感覚が分かりづらく不安になった。でも龍谷の生徒が丁寧に誘導してくれた」と笑顔を見せた。龍谷高の柴田陸玖(りく)さん(17)は「健康な体のありがたさを感じた。今回の交流はサッカー部のチームワークにつながる」と語った。

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