与野党一騎打ちの構図になった参院選佐賀選挙区(改選数1)は21日の投開票日まで残り1日になった。昨年末の知事選、春の統一地方選から続く選挙疲れで投票率の低下が懸念される中、両陣営の責任者に手応えを聞いた。(上から届け出順)

 

一極集中是正届いた

自民・山下雄平陣営 選対本部長 留守茂幸氏

 

 内閣府政務官として活躍した1期6年の実績に裏打ちされた行動力、将来性を訴えてきた。東京一極集中を是正し、「都会から地方への流れをつくる」という主張は、人口減少、若者の流出に悩む地方の有権者に届いたはずだ。

 山下候補はまだ39歳。今後の佐賀県を引っ張っていく存在になると期待している。2010年の参院選で自民党候補が獲得した25万6千票を目標としたのも、得票数で今後の政治活動を後押しするためだ。

 選挙戦が盛り上がりを欠いているのは事実で、投票率の低下が心配だ。何としても50%はクリアしたい。山下氏と同世代の若い有権者には「これからずっと付き合っていく議員だ」と関心を持ってもらうよう呼び掛けてきた。新聞各社の情勢報道では優位が伝えられているが、その緩みが一番危ない。気を引き締めて票を積み上げていきたい。

 

■最後に鼻差でかわす

国民・犬塚直史陣営 選対事務局長 山田誠一郎氏

 選挙カーでの訴えや街頭演説への反応は日に日によくなり、手応えはある。2016年の前回参院選とは比較にならない広がりがある。出遅れが響いているという見方があるが、そもそも追う立場。衆院選でも先行したことはなく、最後に鼻差で勝てればいい。

 終盤からは犬塚候補の娘の万里さん(28)がフランスから駆け付けて選挙カーに乗っており、候補はもちろん、陣営の士気も高まっている。全国を応援で飛び回っている原口一博、大串博志両衆院議員も予定を調整し、1日交代で犬塚候補に随行して、熱を込めて支持を訴えている。

 今回も野党統一候補が実現した。各報道機関の情勢分析とはかみ合わないが、前回参院選の得票数を超える勢いがある。犬塚候補の主張を聞いた有権者からは必ず「よかった」という反応がある。寸暇を惜しんで輪を広げたい。

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