九州電力は19日、新規制基準下で初めての定期検査(定検)に入っていた玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)について、20日に原子炉を起動すると発表した。全ての検査が終了して、営業運転に復帰するのは8月20日となる見通し。

 定検は5月13日に開始し、原子炉本体や核燃料貯蔵施設など九つの施設や設備で107項目を検査した。今回、燃料集合体193体のうち72体を取り換え、新たにウラン・プルトニウム混合酸化化合物(MOX)燃料を4体追加し、193体のうち36体に増えた。

 定検中に、燃料集合体に挿入して燃料集合体に流れる冷却水の流量を調整する「プラギングデバイス」の一部が変形するトラブルが発生。確認が不十分なまま挿入したためで、予備品と交換するなどして運転開始に影響はないという。

 九電によると、7月20日午前11時に原子炉を起動、21日午前0時に核分裂反応が安定的に続く臨界に到達し、22日に発電を再開させる予定。18年6月に再稼働した玄海4号機の定検は、8月16日に開始する予定となっている。

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