台風5号の5日先予想進路(18日21時現在)

 大型の台風5号は18日、沖縄県の先島諸島を直撃した後、東シナ海を北上した。今後、参院選投開票日の21日にかけて九州北部や中国に近づく見通し。台風が伴う雨雲のほか、梅雨前線に台風周辺などから暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本や東海、北陸を中心に大雨の恐れがある。

 気象庁によると、台風は18日午後9時現在、沖縄県・石垣島の北の海上を時速20キロで北に進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心から半径650キロ以内は風速15メートル以上の強風域。

 また、前線は20日にかけて西日本の日本海側から北陸を通り、東北南部に延びて停滞しそうだ。南西諸島、西日本から東日本では大雨の恐れがあり、気象庁は土砂災害、低地の浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。

 18日は南から前線に向かって吹く風で局地的に雨雲が発達した。佐賀地方気象台によると、1時間雨量は佐賀市で午後7時までに42・5ミリの激しい雨を観測した。

 JR九州によると、長崎線では佐世保-博多間の特急列車に3時間10分の遅れが出たほか、午後6時40分ごろから神埼-久保田間、唐津線の久保田-多久間で徐行運転を行うなど影響が出た。

 19日午後6時までの24時間予想雨量はいずれも多い地域で沖縄200ミリ、九州南部180ミリ、奄美、九州北部、四国、近畿、東海、北陸150ミリ、中国120ミリ。その後の24時間は九州南部、四国200~300ミリ、奄美、九州北部100~200ミリ、沖縄、北陸100~150ミリ、中国、近畿、東海50~100ミリ。

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