街頭演説で自らの政策を訴える犬塚直史候補=佐賀市駅前中央

 佐賀県内を(衆院議員の)原口一博さん、大串博志さんと二人三脚で走っている。訪れた先で、年配の女性が「仕事をやめるわけにはいかない」と話すので、なぜかと尋ねると「毎年、年金が減っているから」。こういう点に目がいかないのが安倍政権だ。

 「異次元の金融緩和」で得をしているのは金融セクターや大企業、多国籍企業だ。企業の内部留保が巨額に上る中、どうして私たちが年金の心配をしなければならないのか。これらに課税し、応分の負担を求めていくべきだ。

 佐賀空港にオスプレイはいらない。外国人観光客が4~6千万人に伸びようとしている時に、その大きな未来を軍民共用にしてつぶしてしまうのか。子どもたちに豊かな自然を残すために最も大切なのは有明海の再生だ。諫早湾干拓事業の潮受け堤防を開門し、宝の海を一緒に取り戻そう。

 核の傘で日本を守れるというのは幻想で、核兵器は人類と共存できない。北東アジアを非核の傘で守っていこう。その条約案は民主党政権時代から既にある。

 忖(そん)度(たく)をして、本当に言うべきことを言えない政治が続いている。この佐賀は、上からどんなにプレッシャーがかかっても、はっきりと政策を言える政治風土がある。参議院は衆議院のコピーではなく、良識の府だ。この佐賀から、政権批判の受け皿をしっかりとつくっていこう。中央や官邸の都合ではなく、佐賀の視点で大きくかじを切っていこう

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