期日前投票を行う高島の有権者=唐津市の高島公民館

 唐津市選挙管理委員会は18日、市内の七つの離島に参院選の期日前投票所を設けた。21日の投開票日の悪天候や不測の事態に備え、当日投票所を廃止することに伴う措置で、離島の全有権者の34・62%に当たる466人が1票を投じた。

 市では2017年10月、台風接近の影響で衆院選投開票日に海が荒れ、離島の投票箱を運ぶことができず、翌日に開票を繰り延べた経緯がある。

 今回いずれの離島も、これまで投票所だった場所に午前10時から午後3時まで期日前投票所を設けた。

 高島の高島公民館では、開所とともに有権者が投票に訪れた。野崎正人さん(74)は「島での投票は今日だけだったので来た。年をとると島内が便利。(台風で開票が遅れた経緯もあったため)21日より早いことに異論はない」と話した。

 市選管は同日中に投票箱を本土に回収した。21日、離島の投票所は本土の投票区に編入する。

 市選管は「天気が悪かったせいか、(投票者数が)若干少ない」と受け止めつつ「台風が接近しているので、島での投票機会の確保につながったのはよかった」と話した。七つの離島の3日現在の選挙人名簿登録者数は1346人(男性680人、女性666人)。

このエントリーをはてなブックマークに追加