牧島のカブトガニとホタルを育てる会の黒川幸彦会長=伊万里市木須町の多々良海岸

牧島のカブトガニとホタルを育てる会会長の黒川幸彦さん(63)

 伊万里市牧島地区の住民は2006年、地元に生息するカブトガニとホタルを育てる会を結成し、地域一体となって保護活動に取り組んでいる。今はカブトガニの産卵時期で、週末には子どもたちと一緒に産卵地の多々良海岸の清掃に汗を流す。

 清掃のほかには、小学校への出前授業や多々良海岸そばの資料館の運営など、「生きた化石」の魅力を伝える活動に力を入れる。昨年、3代目の会長に就任すると、「地域の宝を守り継いでいきたい」と幼生の飼育も始めた。

 21日午後7時からはメインイベントとなる「産卵を迎える夕べの会」を開く。海岸周辺の堤防に200個の竹灯ろうを並べ、幻想的な世界を演出する。この日は他の保護団体による産卵を見る会(午前11時~)、幼生の放流会(午後3時~)も行われる。

 イベントは産卵のピークに合わせて開催しており、満潮時には産卵するつがいの姿が見られそうだ。「昨年は台風で中止になったので、今年はぜひやりたい。参院選の投票を済ませて、足を運んでほしい」と呼び掛ける。問い合わせは牧島公民館、電話0955(22)5783。

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