ノリ摘みの疑似体験を楽しむ児童たち=鳥栖市の旭小

ノリ摘みの疑似体験を楽しむ児童たち=鳥栖市の旭小

 ノリ生産量日本一など豊かな海として知られる有明海を学ぶ授業が17日、鳥栖市の旭小で開かれた。4年生約130人が干潟や有明海に生息する生き物について理解を深め、ノリの摘み取りを疑似体験し、海を大切にすると誓った。

 佐々木英利校長が昨年3月まで、漁業が盛んな佐賀市川副町で大詫間小の校長を務めていた。その縁で、県有明海漁協大詫間支所の青年部員ら25人が講師役を買って出た。

 青年部員の1人は、地図を示しながら、旭小の近くを流れる筑後川の下流に大詫間地区と有明海があり、山から海までが川でつながっていることを強調。その上で「上流で捨てた物が有明海に流れてくる。山、川、海を大切にしないと、おいしいノリも採れなくなるし、魚も生きていけない」と説明し、上下流一体となって海をきれいにしようと呼び掛けた。

 この後、校庭に持ち込まれた船に乗ってノリ摘みを疑似体験し、ワラスボやアゲマキなど有明海の生き物を水槽で観察した。柴田祐登君は「有明海は佐賀が誇る、ものすごい海なんだと思った。ごみが落ちていたら拾って、ごみ箱に入れたい」と話した。

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