落花生畑でシートを剝がす佐賀女子短大の学生=佐賀市富士町の「下関屋の棚田」

 佐賀市富士町の下関屋の棚田で14日、休耕田を有効活用するボランティア活動が取り組まれた。佐賀女子短期大学の学生ら約10人が落花生畑の草取りに汗を流した。

 県が推進する棚田ボランティア協定に基づき同短大は本年度から、下関屋の棚田で活動している。5月に落花生の種をまき、この日は2回目の除草作業。あいにくの雨となったが、かっぱを着た学生らは落花生の実がなるように、畝を覆ったシートを剝ぎ、周辺の草を熱心に取っていた。

 畑を管理している地元の地域おこし団体・関屋そばの会の内田孝会長は「地域を維持するには人手がかかるが、会員も高齢化が進んでいる。若い人の応援は本当にありがたい」と話していた。

 過疎化や高齢化で維持が大変な棚田の保全を支援してもらおうと、県はマッチングを推進しており現在、県内の33団体が棚田のある15地域と協力協定を結んでいる。20日には佐賀市三瀬村の中鶴の棚田でもボランティア活動が行われる予定。

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