見る角度によっては、雲を突くように見えた二尺玉の大輪。手前はライトアップされた護衛艦「せんだい」=大島市民の森から撮影(長時間露光)

約6千発の花火が唐津の夜空を彩った。右下は唐津城=東町から撮影

赤い打ち上げ花火が海面を鮮やかに染める=西の浜から撮影

午後7時半、砂浜に陣取り、開始を待つ人たち=西の浜

 午後9時前、雲を払うように、直径500メートルの光の輪が唐津湾の上空に広がると、大歓声が沸き上がった。14日開かれた第67回九州花火大会。一緒に花火を見上げる喜びに、家族連れやカップルの笑顔が広がった。

 「海の日」前日の恒例イベント。今年は天候が不安定で、唐津観光協会や佐賀新聞社には朝から問い合わせの電話がひっきりなし。午後3時、開催決定を告げる火矢がとどろくと、町中がお祭り気分に包まれた。

 海辺の花火大会にふさわしく、午後8時、汽笛吹鳴で開始。フィナーレの二尺玉をはじめ、大小6千発の花火が夜空を焦がした。

 花火のため宿を取ったという福岡市の30代夫婦は5歳と3歳の子どもを膝に観賞。「福岡でも花火大会があるけど、こんなに近くて迫力がある花火は初めて」。涼風に吹かれながら、1時間の光と音のショーを楽しんだ。

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