トヨタ紡織九州-大同特殊鋼 後半28分、トヨタ紡織九州のLB朴永吉(中央)がスピンシュートを決め、30-31とする=福島市国体記念体育館

トヨタ紡織九州-大同特殊鋼 後半、相手シュートを防ぐトヨタ紡織九州のGK小峰大知=福島市国体記念体育館

 第44回日本ハンドボールリーグ第1週最終日は15日、福島市国体記念体育館などであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は大同特殊鋼(愛知県)に31-32で競り負けた。通算成績は1勝1敗(勝ち点2)で、順位は5位。

反撃及ばず

 試合終了を告げるブザーが鳴り、その場で立ち尽くす選手たちの姿に敗戦の悔しさがにじんだ。トヨタ紡織九州は残り10秒で昨季4位の大同特殊鋼に勝ち越しを許し、手痛い黒星。終盤に7点差を追い上げる奮闘を見せただけに、金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「(後半序盤の)簡単なミスが最後に響いた」と唇をかんだ。

 1点を追う後半立ち上がり。攻めに転じるはずが、パスや捕球のミスを繰り返し、あっという間に7連続失点で差を広げられた。

 指揮官は4分すぎに正GKの岩下祐太に代えて小峰大知(佐賀清和高出身)を投入。小峰は「流れを変えたかった」と好セーブを連発した。この頑張りに目が覚めたのか、2度の4連続得点などで猛追し、残り1分で31―31。しかし、最後は相手にうまく時間を使われた。「どれだけ粘っても負けは負け」と小峰。結果的に、後半序盤の失点が命取りとなった。

 チームは昨季5位に入ったものの、4位大同特殊鋼とは勝ち点13の差があった。ただ、この試合では互角の戦いを演じ、上位と十分に競り合える力は示せた。「終盤の追い上げは自信にしていい。しかし、上に行くには集中力を欠く時間帯をなくさなければ」と主将のRW荒川蔵人。悔しさを胸に刻み、20日のホーム初戦に臨む。

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