男衆に担がれ海に入っていく小友祇園祭の山笠=唐津市呼子町小友

男衆に担がれ、海中を進む小友祇園祭の山笠=唐津市呼子町小友

男衆に担がれ、海中を進む小友祇園祭の山笠=唐津市呼子町小友

 「海を渡る山笠」として知られる唐津市呼子町小友の小友祇園祭が16日、始まった。見物客が見守る中、法被姿の男衆に担がれた山笠が海に入り、前後に揺れながら海中約75メートルを渡りきった。海入りは17日午後3時ごろにも行う。

 山笠は高さ約15メートル、重さ約3トンある。今年は「関ヶ原の合戦」と「巌流島の合戦」で飾り付けられた。

 集落の家と家の間を練り歩いた後、潮が引いた午後3時ごろ海中へ。約30人の男衆が胸まで海水に漬かりながら、山笠を担いで進んだ。男衆が前後に揺すると、山笠の人形飾りも踊るように揺れた。

 祭りは1658(万治元)年、コレラの悪疫退散のために行ったのが始まりとされる。「小友祇園海を渡る山笠の保存会」の藤松恵次会長(69)は「参加者は年々少なくなっているが、みんな元気に頑張ってくれてありがたい」と話した。

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