最後の一滴まできれいに注ぐ児童ら=吉野ヶ里町の東脊振小

手順に従い、丁寧にお茶を入れる児童ら=吉野ヶ里町の東脊振小

 吉野ヶ里町の東脊振小3年生が11日、急須を使ったおいしいお茶の入れ方を学んだ。児童たちは6月に自らの手で茶摘みと茶もみをした葉を使い、手順通りに入れて味わった。

 ふるさと学習の一環。日本茶アドバイザーの資格を持つ多良正裕さん(69)が、茶に含まれる成分や効能、お湯の温度による味の変化などを説明した。子どもたちは、湯飲みに入れたお湯を恐る恐る急須に移すと60秒数えて待ち、濃さが均等になるように丁寧に注ぎ分けた。自分で入れたお茶に児童らは「おいしい」「にがい」と感想を言い合っていた。

 急須を初めて使った片山京香さんは「こぼさないように気をつけた。急須があるおばあちゃんの家でもう1回挑戦したい」と笑顔。指導した多良さんは「急須がない家庭も多い。この経験を忘れずに、日本茶栽培の発祥地という誇りを持ってほしい」と話した。

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