赤褐色の屋根の家が立ち並ぶ唐津市唐川の山間部(高度約50メートルからドローンで空撮)

 唐津市唐川の山間部では、赤褐色の屋根瓦の家が密集している。周辺の山あいでも、平野部で目にする黒や灰色は少なく、そろえたように赤褐色の屋根が並んでいる。

 伊万里市との市境にある一帯は、平野部に比べて積雪や霜など冬場の寒さが厳しく、瓦が早く傷むという。そのため同地区の業者は、冷害に強い島根県の石州瓦を取り寄せている。釉薬に起因する赤褐色が特徴で、北海道や北陸などの寒冷地でも、赤褐色の屋根が多く見られるという。

 緑の合間から赤褐色の屋根がのぞく光景は、まるでおとぎ話の世界に立ち入ったような気分にさせる。

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