システム開発現場を見学する参加者ら=佐賀市の木村情報技術

木村情報技術の担当者(左)から、AI(人工知能)を使ったシステムなどについて話を聞く参加者ら=佐賀市の同社

 佐賀市地域雇用創造協議会が10日、市内のIT企業などを訪問するバスツアーを開いた。情報技術を学ぶ専門学校生や求職者ら約20人が参加し、就業現場の見学や製品の体験などを通じて、働くイメージを膨らませた。

 県外への人材流出が増える中、県内企業の認知度を上げて就職につなげようと実施した。IT企業の木村情報技術やデジタルコンテンツ制作会社とっぺんなど4カ所を回った。

 木村情報技術では、担当者が、米・IBM社の人工知能(AI)「ワトソン」を活用したチャットボットや、医療分野でのウェブ講演会配信サービスなどについて説明した。年間千回を超えて開催するウェブ講演会は、離島やへき地の医師でも視聴でき、医療の質の向上につながっているという。育児休業や有給休暇の取得の促進など働きやすい職場の環境づくりへの取り組みの紹介もあった。

 システム開発現場の見学もあり、社員が伸び伸びと仕事をする雰囲気に参加者は興味を示していた。九州国際情報ビジネス専門学校の有あり冨どみ彪ひょう悟ごさん(21)は「(同社の)説明会に参加してかっちりした印象を持っていたが、実際の現場を見てイメージが変わった」と話した。

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