交通量の多い交差点に立ち、自動車の交通違反がないか確認する警察官=佐賀市の駅前交番西交差点

 横断歩道を渡る人の安全を守ろうと、佐賀南、佐賀北の両署と県警交通機動隊は11日、佐賀市の中央大通りの交差点などで集中取り締まりを実施した。約35人体制で交通量が多くなる通勤通学と帰宅時間帯を警戒し、横断者に対する危険な運転がないか目を光らせた。

 駅前交番西交差点には担当の警察官が立ち、横断歩道を渡る歩行者や自転車の前を横切るような自動車がないかを目視で確認。見つけた場合は周辺に待機している警察官が車両を停止させ、警告したり、違反切符を切ったりしていた。

 集中取り締まりでは交通違反計14件を摘発。うち横断歩行者妨害が8件、携帯電話使用が1件、その他5件だった。佐賀北署交通課の奈良崎将史警部補は「歩行者妨害の車は急いでおり、スピードが出ていた。慌てずに安全確認し、歩行者がいれば止まってほしい」と話した。

 「横断歩道で歩行者がいても止まらない」ドライバーの傾向があるとし、夏の交通安全県民運動に合わせて企画した。

 県警交通指導課によると、県内の人身交通事故は今年5月末現在で2098件発生。このうち車両が歩行者とぶつかる事故は142件で、約4割の56件が横断歩道上での事故だった。

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