2回戦・白石-伊万里農林 12奪三振、2失点で完投した伊万里農林の吉田聖弥=みどりの森県営球場

 10年前に甲子園に出場した伝統校で、大会後から伊万里商・伊万里実と連合チームになる伊万里農林が2年連続で3回戦に進んだ。2年生左腕の吉田聖弥が130キロ台中盤の速球と変化球をコースに集め、被安打2、2失点完投で勝利を呼び込んだ。

 初回、四球と自らの失策、暴投が重なり、ノーヒットで1点を失った。現校名で野球部が出場する最後の大会。「体験したことのない緊張で、体が操られているようだった」

 ただ、味方がすぐ同点に追い付いてくれて気が楽になり、六回1死まで1本もヒットを許さなかった。ボールが先行して四死球6個と課題が残った一方、要所は毎回の12奪三振で締めた。「『農林最後』として恥ずかしくないプレーをして、3年生たちと楽しく過ごしたい」と吉田。かけがえのない夏を簡単に終わらせるつもりはない。

このエントリーをはてなブックマークに追加