ベトナム進出企業の情報交換会であいさつする坂井秀明頭取=福岡市博多区のさぎん福岡ビル

佐賀、福岡の18社と支援機関などが参加したベトナム進出企業の情報交換会=福岡市博多区のさぎん福岡ビル

 佐賀銀行は12日、福岡市でベトナム進出企業の情報交換会を開いた。ベトナムに対する企業進出や労働力受け入れの動きが活発化しているのを受け、進出した企業と、進出を検討中の企業の「横のつながり」をつくろうと初めて企画した。現地に工場や店舗を持つ企業9社を含む、佐賀、福岡両県の計18社から約30人が参加した。

 会では在福岡ベトナム総領事館のグエン・ヴァン・ロイ領事が「平均年齢が31歳という人口の若さと経済成長がベトナムの魅力」と説明。食の安全、急激な都市化に伴う廃棄物や下水処理といった環境分野、健康やファッションなどに需要や商機があると指摘した。

 参加企業は、日本語教育プログラムを展開する学習塾や住宅建設、繊維製品製造業、飲食店、介護施設経営など。グループに分かれて意見交換し、「文化の違いによるすれ違いがあり、経営理念の勉強会をしてブレをなくす努力をしている」「現地販売を検討しているが、商品を売るための場所代が高く、戸惑っている」などの意見が出た。

 坂井秀明頭取は「取引先の多くがベトナムと関係があることが分かった。佐賀銀行がその仲介役になれれば」と話し、今後もベトナムを巡る企画を検討するという。

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