自由で、見て楽しい作品が並ぶ七夕書展=鳥栖市立図書館

自由で、見て楽しい作品が並ぶ「七夕書展」=鳥栖市立図書館

 鳥栖市出身の前衛書家平川朴山(ぼくざん)さん(故人)の薫陶を受けた書家らでつくる現美書芸院鳥栖支部の作品展「七夕書展」が、市立図書館で開かれている。個性的で創造性豊かな作品から書の自由さ、面白さが伝わってくる。14日まで。

 平川さんの弟子や孫弟子ら27人が墨象(ぼくしょう)、かな、漢字、詩など約30点を出品。それぞれが開く教室の幼児から中学生まで59人の生徒が、楽しみながら伸び伸びと紙に向かった作品も並ぶ。

 世話人の横田玉鳳(ぎょくほう)さん(80)が、タオルを筆代わりにして書いた作品「流」は、タオルの繊維に付いた墨の濃淡が和紙に吸い込まれて味わい深い。80歳を目前にした女性の「雲海」はその豪快さに目を奪われる。

 このほか、北原白秋の詩の一節を切り取ったり、スポンジで書いたりしたものも。横田さんは「絵を見るような感覚で楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。

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